20日投開票された参院選で、政治団体「チームみらい」党首で人工知能(AI)エンジニアの新人、安野貴博さん(34)が比例代表で初当選を果たした。
安野さんは東京都千代田区内で、「やったー。やりました」とガッツポーズし、党関係者や妻と抱き合って喜んだ。「AIやテクノロジーなどわれわれだからこそ出せる知見を活用していきたい」と述べた。(松島京太)( 中略 )
安野さんは21日早朝、取材に応じてこう意欲を示した。
「政党交付金を使って、『永田町ソフトウェアエンジニアチーム』をつくる。100日以内に組織づくりを固めたい。政治とカネの問題を解決するために、お金の流れを分かりやすく伝えるツール、デジタル空間上で皆さんが法律案を投稿して、政策に反映させるプラットフォームをつくりたい」